第7回全国作曲コンテスト 4周年特別企画 最終第5弾
課題詞
~雪乃降臨~ (ゆきのこうりん) 作詞 遠藤邦夫
(1)
浪人剣士(ろうにんけんし) 新三郎(しんざぶろう)の
三女(さんじょ) 出戻り 雪乃(ゆきの)でござる
隻手下段(せきしゅげだん)の 秘剣(ひけん)なり
この腕(うで)見込み 降臨(こうりん)せよと
民(たみ)の声にて ここに立つ
さてさて 斬(き)れとは だれのこと
(間奏)
一京殿(いっきょうどの)は 天下人(てんかびと)
国を危うく 運(はこ)ぶなら
民を蔑(さげす)み 見捨てるならば
見まう(見舞う)は秘剣 容赦(ようしゃ)せぬ
民(たみ)よ立(た)て 民は立て 民のため
若者よ 若者よ
雪乃雪乃を 越えて往(ゆ)け
(2)
浪人剣士 教えは正義(せいぎ)
邪鬼(じゃき)も怖(おそ)れる 雪乃でござる
笑(え)みは観音(かんのん) 秘剣抱(だ)く
血を見る旅も 美麗(びれい)な女子(おなご)
我(われ)に優(まさ)るは ミフネのみ
征伐(せいばつ)せよとは 誰(だれ)のこと
(間奏)
一京殿は 毒(どく)を呼び
一人(ひとり)君臨(くんりん) 散らす花
一揆封殺(いっきふうさつ) 暴虐顔(ぼうぎゃくがお)を
諫(いさ)めはするが 斬りはせぬ
民よ立て 民は立て 民のため
若者よ 若者よ
雪乃雪乃の 先を往け
以上
(注)
「隻手下段・左手を添えぬ右手のみの下段構え。剣先はやや右足後方」
「ミフネ・時代劇における三船敏郎の強さをいう」
「一京・いっきょう、アクセントは語頭」
{応募のご案内}
北の慕情歌の案内欄をご覧ください。
締め切り・平成29年6月末日。
選考発表・同7月初旬。
ご応募お待ちしております。
平成29年5月9日 熱海をうたう会代表 遠藤邦夫