熱海への旅~熱海芸術座への旅

 

 
 
 
 

第7回全国作曲コンテスト 
4周年特別企画 受賞発表

・・・・熱海芸術座 ~平成二十九年十月オープン~



アルビノーニを聴きながら~具わらざる人々~ 作詞/遠藤邦夫
第一席 最優秀作曲賞・熱海芸術座高等研究員/主席認定
西島 義和 様 大阪府箕面市在住(43歳)

(講評)並み居るプロの作曲家、その優秀作品の牙城を制しての受賞です。おめでとうございます。長尺、原曲あり、しかも法外な要求と縛り、作曲は相当困難な作業だったと想像します。
「アルビノーニのアダージョ」とあの忌まわしい事件の接点がどのようなものであったのか、確たるものがあったようには思えないのですが、攻めたり攻められたりの複雑な人間関係の職業時代を思い出すとしばしばこの曲が奏でられるのです。バブル期も終焉に差し掛かった頃です。学生時代旺盛に抱えていた熱いものが甦り、年甲斐もなく正義感を振りかざした挙句、職業を棒に振った記憶のBGMです。
あの事件の後、偶然「アルビノーニ」を聴く機会があり、気が付くと最後の1行「願わくば護りたまえ 健常者よ」に似たフレーズが頭を回り始め、その日から、50回はCDを回しました。
応募者のうち、誰がいちばん「アルビノーニ」に聴き入ったのだろうか。
西島氏だろう、と思う。
多分、私がどの様な聴き方をしたのかを解き明かしながら。
具わらざる人々~にどのような救済があり得るのかを問いながら。
幾度聴き返しただろうか。
問わずとも自ずからわかるほどの佳作、言ってよければ名曲に仕上げています。
楽曲の道理をつかみ、聴きやすく歌いやすく、印象的なメロディーが随所に織り込まれ、
しかも2重唱仕立て、実に堂々たる作品です。
応募作の中には、手慣れてアカデミックな、自在にバロック世界を取り込んだ作品もあれば、バリトン歌曲も、もう少し普遍性の温かみを内包してほしかったロックの叫びや、東海林太郎歌曲を彷彿させるものまで。
次回を期待させる作品多し、でした

作曲家の皆様、渾身の力作、ご応募ありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
平成29年7月7日
熱海をうたう会代表 遠藤邦夫

 

 熱海えにしの色男  作詞/遠藤邦夫
最優秀作曲賞・熱海芸術座高等研究員/主席認定
髙 幸吉 様 北海道登別市在住(61歳)

特別賞・熱海芸術座高等研究員/次席認定
河本 忠 様 東京都葛飾区在住(63歳)作品1

昭和のいつ頃を回想しますか。それとも、昭和から平成?。絵文字が届くんだからメールの時代なんですね。
男と女の最高ロマンを描きたいとなると、この詞もありですよね。
応募者の問わず語りの異口同音「芸者に歌わせたい」だったようですね。
応募者の年代は圧倒的に60代でした。
3,40代には、この独特の雰囲気はかなり難儀だったのでしょうね。
失礼ながら、歌になってない曲さえ散見されました。
そこへ行くと、60代のお二人、堂に入ったものです。
髙氏の音頭調に色気を交えた軽妙なやりとり、ノスタルジックな世界に連れて行ってくれます。
河本氏、踏み外さない演歌の王道、安心のたおやかさに浸れます。
世代の隔たりを再認識させられました。

皆様、有難うございました。
次回もご応募お待ちしております。
平成29年7月7日
熱海をうたう会代表 遠藤邦夫

 


  雪乃降臨   作詞/遠藤邦夫
最優秀作曲賞・熱海芸術座高等研究員/主席認定
髙 幸吉 様 北海道登別市在住(61歳)

4連覇 おめでとうございます。
完璧な勝利でした。

お気づきかと思いますが、一京は一強を意味します。
民を扇動する抵抗歌のようだ、との指摘もありました。
あり得ます。

髙氏は時代劇のエンディングをイメージしたそうです。
隻手下段、美麗な雪乃の剣舞が見てみたい、ですね。

平成29年7月7日
熱海をうたう会代表 遠藤邦夫

熱海芸術座高等研究員(プロ/アマ合同)一覧
(研究生を研究員と名称変更しました/30.5.27)
主席・城たいが
主席・西島義和
主席・髙幸吉

主席・戸田有里子
主席・西村勝行
主席・大日方直正
主席・浦島麟太郎

次席・中村晃
次席・梅原典之
次席・ヒロコフォン
次席・河本忠

優席・葛山昇平
優席・中田一昭
優席・矢田稔
優席・川越奈々
優席・杉山佳

(上記研究生には、熱海芸術座の優先使用、優先作曲権、優先歌唱権などの諸待遇が付与されます。有効期限/平成30年7月7日迄、1年毎に更新)
尚、この件は芸術座からの片務的な計らいであり、該当の皆様にそれに伴う義務は生じません。芸能音楽事務所等に所属されている方でも、ご遠慮は無用です。








 



 

 

 

 
 
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